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「Qたろー骨折日記」後編

こんにちは、Qたろーです。

前回は鎖骨骨折日記前編、手術前までの話をさせて頂きました。

今回も詳細は省き、簡潔にいきたいと思います。

では後編、手術から。

 

手術

入院してその日に手術ですが、全身麻酔のためその日の食事は無しです。(嘔吐などの危険があるため)

 

昼過ぎに手術室に行き、麻酔が効いて意識が無くなり、気付いたら

 

知らない天井だ…

 

手術は終わって夕方です。

 

その後はいわゆるエコノミー症候群防止のため、足にエアマッサージをつけて1晩過ごします。もちろん晩メシなんてものも無しで、丸一日絶食です。

まぁ動けないし腹減ったしで地獄でした。

 

中学時代に読んだエロ本とかだと、自分が動けないのをいいことに看護師さんがえっちなイタズラをしてくれたりするはずなのですが、現実にはもちろんそんな事は起こりません。目を覚ませ。

 

術後

翌日恐る恐る右腕を動かすと、あらヤダ全然痛くないわ。ぐりんぐりん動くやんけ!

ひゃっほう!

 

そして食事もOK。待ち遠しかった…。マッサージも外れて、最早自分の動きを制限するのは抗生剤の点滴のみ。素晴らしい。

 

フリーダム!

…いややっぱ点滴は邪魔ですけどね。


医師と少し話し、プレートの着脱について尋ねると別に違和感が無ければ一生入れっぱなしでもいいよとのこと。マジっすか。


その日は一日中本を読んで安静に過ごしました。ウソですスクワットして看護師さんに怒られました。次の日の昼には退院。想像してたより早かったです。

 

退院後

肩は普通に動くようになりますので、数点を除いては普通に生活が送れます。

 

その数点とは、バイ菌による感染症を防ぐため、傷口を濡らしてはいけません。なので湯船にはつかれません。その部位を避けてのシャワーのみ。

 

また、傷口を濡らさない=汗を(なるべく)かかないようにする=ローラーは無しです。折角習慣づいたローラーが出来ない事による衰え、友人達が成長していく中取り残される焦り…なかなかの精神的苦痛でした。

 

安西先生…自転車に乗りたいです…

 

あとは小さいお子さんがいる場合、いくら言っても子供の注意力には限界があります。ちょっとふざけた弾みでクリティカルヒットを食らう事もありますので、一緒に遊ぶ時はいつも気を張ってなければいけません。

 

あとは肩より上に腕を上げてはいけないが、筋肉が固まっちゃわないようにちょいちょいこまめに動かすこと。

 

そして週1で病院でレントゲンを取りに行き、経過観察がよければこれらの制限は外れます。これが大体1ヶ月くらい。

 

また、大きな病院から近所の町医者へバトンタッチとなるので、いちいち有休を取らなくても経過観察に行けるようになります。

 

全部で大体半年弱ですかね。

 

手術にかかった金額と保険

すっごく大雑把に大病院での入院・手術で17万強、町医者含めた診察で2、3万でしょうか。タクシーや入院準備等の雑費を含めるともっとかかります。

 

それに対し、auの自転車保険(スタンダード)に入っていましたので、これを使用。大体10万ちょい出ました。

 

自転車乗りにはメジャーな保険だと思いますので、これに入ってる方は結構多いのではないでしょうか。これだけではちょいと足が出てしまっているので、プラスして家庭で入ってる傷病保険も使いました。

 

ひとつここで注意。このau自転車保険はひとつの事故に対し追加費用が発生したら、それに対しての支払いもあります。しかし、それは事故発生から半年間という期限があります。例えば自分みたいにプレートを入れた場合、治ったら外したい!というときは流石に半年じゃ間に合いません。他の傷病でこの保険を使う場合でも、追加費用が発生しそうであればこの期限を念頭に置いて医師とスケジュール調整しましょう。

 

プレートの罠


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プレートをINすると、それまでの不自由感が嘘のように腕が普通に動くようになります。

 

サイコーですか~?サイコーで~す!

 

が、慣れるまでは結構ゴリゴリします。皮膚がめっちゃ引っ張られてる感じです。また、しばらくの間周辺の感覚が麻痺します。自分はこれが3、4ヶ月続きました。ご覧の通り傷も目立ちますしプレート分出っ張ります。

 

材質はチタンなので、一部のチタンバイク乗りは愛車との一体感を感じられるかも。まぁそんな人いたらドン引きですが。

 

どうせならいざと言う時、ここからマシンガンでも出るようになればいいのにとか思いますがね。

 

と、まぁここまではいいんです。しゃーないなで済むレベルです。

 

医師が言ってた「違和感が無ければ別にプレートは外さなくてよい」について

 

自分はとある出来事のせいで、治ったら絶対速攻外そうと考えてます。

 

それは何故か。

 

鎖骨を折ったのが2018年11月。

 

2019年7月に、ふとした拍子に背中を打ちました。ホント「ゴンッ」て程度の大して痛くもない衝撃です。

 

2、3日後、なーんか痛いな?で病院行きました。

 

…鎖骨折れとるやんけ!

どういう事だオヤジ!タプタプタプタプタプ

 

なんとびっくり。理屈としては、プレートをつけている部分は補強されているわけじゃないですか。そこが強いが故に、プレートのキワに応力が集中して骨が折れてしまったようなのです。マジかよ。

 

ちなみに言うと、骨折経験はこれまで無いので、私の骨が極端に弱いとかではないハズです。

 

…多分。

 

こんなことがあったので、2020年暮れのチャリ的オフシーズンには絶対外してしまおうと思ってます。

 

健康大事

いかがでしょうか。淡々と経験談を語ってみましたが、辛さや面倒くささは結構伝わったでしょうか。

 

まぁ好き好んで怪我しようって人は、今すぐ強くなる必要がある仙豆使用前提のベジータくらいなもんで、そうそういないでしょう。

 

特にこうするといいよ!というまとめがある訳でも無い日記的自分語り文章ですが、安全に対しての意識も人それぞれ。

 

自分はこの件から、乗り方が特に慎重になりました。落車は痛い!家族や周りにも迷惑をかけたくない!という意識が働いて、下りで落車した訳でもないのにめっちゃゆっくり慎重に下るようにもなりました。

 

もちろん今はブラケットもちゃんと握るようにしてます:(っ`ω´c):

 

とりあえずは、こういったキツい経験を伝えることによって、読んだ方が安全や健康に対して今一度考えを巡らせてみるきっかけにでもなればなぁと思います。

 

やらかしてしまった人には、こういう流れが待ってますよというざっくり指標になりますかね。ファイティンです。

 

自転車はとても楽しい趣味だとは思いますが、危険と隣合わせであることもこれまた事実。やらかすと仕事も結構休むことになりますし、お財布もダメージをくらいます。

 

それと周りの人々。

 

皆さんの周りの大事な人が、自分の事故によって悲しまないようにする努力はとても大事な事です。

 

てゆーか義務です。

 

外の状況が良くなければ、ズイフトなどで室内トレーニングに切り替える事によって危険を回避するのもひとつの手だと思います。

(ここでズイフトを絡めてズイフトチームブログらしさを無理矢理ねじ込む)

 

 

安全・健康第一で楽しい自転車ライフを送りましょう!

長々と駄文に御付き合い頂きありがとうございました!

 

Ride on!

(とりあえずRide on言っとけばズイフトブログの〆っぽくなると思った)

 

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