EMUSpeedClub’s blog

Eizo's Meet Up 略してEMU!Zwiftミートアップを定期開催中!

【祝:Iwabuchi-san】JETT Special Group Rideに参加してみた【100,000km in Zwift】

EMUの運営部隊には元ネトゲーマーが結構多い。

やってきたタイトルは、FFとかROとか様々だけれども、当時大量の廃人を産み出したタイトルばかり。
そんなゲームにおいてギルドマスターとかクランリーダーとかそういった役職に従事してきた元廃人たちがZwiftのEMUにはたくさんいるようだ。


私も、Twitterなどで繋がっている当時のギルドメンバーには、未だに「マスター」と呼ばれるくらいギルドマスターだった。


当時、大学生としてのモラトリアムをこれでもかと謳歌し、若さとか貴重な時間を、どこにあるとも知れないゲームサーバーの数値を更新する作業に、どこまでも空虚、そして無意味に浪費するという最高の贅沢を楽しんでいた。


毎日の大半の時間を、「溜まり場」と呼ばれるサーバー上の決まった位置座標に自分の操るキャラを配置し、人生においてはむしろ非効率極まりないであろう「効率厨」として、モンスターを狩り続ける日々だった。
その日々において楽しかったのはレベリングではなく、CHATだったり、攻城戦やら大型イベントの攻略。または自分や仲間が企画したイベントへの参加だった。


ゲームはいつの間にかコミュニケーションツールと化しており、様々な特性(良い意味でも悪い意味でも)を持ち、年齢・不詳な性別・職業・性癖など、それぞれが通常生活では出会いすらしないであろう属性のメンバーと、素性など関係なく会話し、空虚なる時間を共有していた。



楽しかった。



しかし、当時、完全なまでに空虚で無意味とさえ思っていたゲーム上でのコミュニケーションスキルは、その後の人生で大きな意味合いを持った。

キャラを操るとき、自身の素行は自由に変更可能だ。つまりそれは複数のペルソナを操ったり、異なる立場事の立ち回りスキルに昇華することとなる。
時として別の性別のキャラまで演じていたんだから、リアル世界のペルソナごとき児戯に等しいのだ。


さらに、ギルドマスターやクランリーダーなどの「リーダーシップ」も実は十分に実用性がある。
そもそも、ゲームであろうとリーダーが出来る人と出来ない人というのは分かれるもので、有能であったりカリスマ性がのあるリーダーの元には、相応の組織が形作られていた。


恐らくは、当時大規模ギルドやらクランのリーダーをしていた中身の一部は、そのスキルを駆使してリアル世界において何らかのリーダーを務めているであろうと確信している。


つい、話が長くなってしまったのだが、今日Iwabuchiさんの100,000km達成イベントJETT Special Group Rideに参加していて、私はそんなことを考えていたのだった。



Iwabuchiさんは私が尊敬するZwifterの一人で、日本一Zwiftを走っている。だって10万キロだからね、10万キロ。地球を約2.5周。
私のZwift走行距離なんて精々12,000km程度だから、9倍くらい走っている。意味が分からない。



今日のイベントでIwabuchiさんは、JETTの発足当時の話や、信頼する仲間を少し紹介してくれた。

始まりは数人規模のmeetupであったそうだ。これはEMUの成り立ちと同様だが、当然JETTのほうが成り立ちは早い。
そこから、数カ月でJETTは公式イベント化を果たし、多数の参加者を招き入れることに成功している。


そして、今もmeetup時代や公式イベントの開始当時のメンバーと共に、JETTというチームを運営しているのだ。


JETTのイベントの特徴はなんといってもその統率力とCHATなどのコミュニケーション。


ベースライドを中心としたイベント構成で70kmを超える平日のイベントには私もよく参加させてもらっているのだが、本当に時間が経つのが早い。
疲れてきてもIwabuchiさんやHetareさんなどのCHATが元気をくれる。


そう、これは昔私も体験したあの感覚に似ている。


仲間と共にレベリングをしていたら、いつのまにかコミュニケーションが目的になっていたり、イベント運営や参加が目的になったり。

そして、いつもの「たまり場」で今日も語り明かす。


こんなの楽しいに決まってる!!


JETTは日本のZwiftチームとして、本当に偉大なチームだ。

それをなによりも支えているのはリーダーのIwabuchiさん。

EMUにもJETTにも言えることだが、「継続は力」

それを体現しているのがIwabuchiさんなのだ。だって10万キロを2.5年でとか並大抵のことではない。

今日のライドでも、フリーライドにも関わらず、さらには晴れた休日にも関わらず、最後尾に近いIwabuchiさんの周りには100名以上のZwifterが50km以上の距離をずっと並走していた。
冠婚葬祭だってこんな人数はそうそう来ない。それを、Zwiftの走行距離を記念するイベントで達成してしまうのは、Iwabuchiさんが持つ魅力や継続してきたリーディングのすばらしさを表している。

私もこのイベントに参加出来て本当にうれしかったし楽しかった!ありがとうIwabuchiさん!

まぁ、私の出来ることと言ったらZwift実況とスプリントくらいなので、スプリント区間では全力を尽くしてみた。

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一応、お祝いのつもり(笑)



実は、IwabuchiさんがZwiftを始めたのは交通事故がキッカケだそうだ。
NICO-OZのモグさんも落車が原因でZwifterになったし、今日は#KAIFIGHT77というイベントもあった。

クラッシュで重傷を負ったBMXの榊原 魁選手の回復を応援するというイベントだったが、色々なプロ選手が様々な垣根を越えて応援に駆け付けていた。

最初に話した通り、昔のネットゲームは様々な属性の人間が垣根なくコミュニケーションを取り、属性と関係なく楽しんでいたのだが、
Zwiftは、国やジェンダー、そしてこのように何らかの理由で一時的にまたはもっと長い期間サイクルスポーツから遠ざからざるを得ない人を、垣根なく、そして優しく抱いてくれる世界なのかもしれない。



これからもIwabuchiさん、そしてJETTの活躍を楽しみにしています。
EMUも後輩として是非かわいがって欲しいな!



あんぱんたべたい。


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