Japan meetup championship インサイドストーリー 第2話
ロードレースは個人で戦うチーム戦である。
花形を飾るスプリンターや、エース。そして、自己犠牲を見せるアシスト選手、そのすべてが美しく気高い。
しかしZwiftは、基本的には個人戦となることがほとんどだ。
何故なら、リアルに比べてアシストがエースを守る効果は薄く、明確なチームトレインを組むことも不可能に近い。
しかし、ローラーを通じてアバターを手足のように操れるようになっているzwift巧者で構成されるチームでは、十分にチーム戦が可能となることを、私はJMCを通じて知った。
今回参加してくれたチームは、それぞれの思惑や作戦があったのだ。
Jプロの那須ブラーセンは、合宿所に集まり、同室でコミュニケーションを取りながらJMCに臨んでくれた。
JAPAN Meetup Championship
— 新開 隆人 (@Ryuji714) 2020年2月28日
に参加させて頂きました!
那須ブラーゼンは二人がトラブル、自分は下りで油断し置いていかれてしまいました。🙄
次はリベンジします!
#JMC pic.twitter.com/ygBtWTSm2Z
Eizo meetupでは常日頃からDiscordで音声チャットをしながらZwiftをしているが、やはり同じ場所でコミュニケーションを図りながらZwiftするのは強力だ。
NICO-OZも仕事をレストする勢がいたり、ボブさんが捨て身でZwift KOMを取りに行き、あとは経験豊富なパンチャー勢で遊撃していきラストを取りに行く作戦を決めていた。
そしてなにより、アバターをモグさんがいつも来ているピンクジャージに統一し、チームでこのレースを楽しもうという気持ちで統一していた。
EMU Speed Clubは実はかなり作戦を練っていた。いつもは他のチームでEizo meetupに参加してくれている選手も、EMUの為に力を貸してくれ、EMU Special Teamとして参戦をした。
そして、今大会で恐らく最大FTPを誇るDAI選手をエースに、その他の有力選手がアシストをするという布陣を敷いていた。さらには、短い期間にも関わらず同コースを試走。Eizo meetupに参加していないやつらに一位は取らせてなるものかという気持ちで本気で勝ちを取りに来ていた。
大本命ZWCもベストメンバーではないものの本気だ。
コースを熟知し、レース展開を掌握すべく作戦を練っていた。さらには、今回1位となったStinger選手や3位のIKD選手は、twitterでしっかりとWeight-inまでしてくれていた
体重測定https://t.co/uO418JZse0 pic.twitter.com/Xhichg6E4A
— Ryo Misaki (@baritsu378) 2020年2月28日
公正・公平で全員倒す。
そんな、気迫が伝わってくる。
これらのチームが、レースでどんなチーム力を発揮したのか。それは第3話で語ろうと思う。
また、このレースには一般人が混じっている。
EMUの一般人代表、七宮さんも、ローラーなのにエアロスーツでの参戦と気合十分。一本目の登りまではついていくと言っていた。
Zwift初心者のReVeloおげさんもヤムチャ役を買って出てくれた。
2人とも、アマチュアレースであれば時にはシングル順位を獲得出来たり、白石峠であれば25分前後で登坂出来る脚の持ち主である。
今回のレースがどれほどの強度なのかを見極めるのに重要な指標となってくれることを期待していた。
実際にこの二人はついていけたのか?
結果として、ReVeloのおげさんはスタートセレクション前後で千切れ、七宮さんはZwift KOMまで先頭集団に残ることは叶わず、約9分の時点で千切れてしまった。
恐らく視聴者・読者の皆さんも七宮さんやおげさんと同レベルまたはそれ以下の方も多いだろう(むしろ、恐らく二人ともサイクリストの中で上位約5%には入るであろう実力者なので、ほとんどの人はこの二人より遅いともいえる)
http://tofud.hatenadiary.jp/entry/2014/08/25/230000
是非この二人を基準に、自分だったらどのくらいついていけただろう?と思いを馳せながらこのJMCを見てもらうと、プロやトップzwifterたちがどんなパワーをしているのかが少しわかっていただけるんじゃないかと思う。
次回はついに本編。
レースに沿いながら、各チームの思惑や作戦をもう少し詳しく紹介していこうと思います。
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