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【AACA 1-4】レースレポート(がんま)【優勝】

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鮮度が命!ということで、忘れないうちに8/1に出たAACA1-4のレポートを書きます。

【プレイヤー情報】
名前:がんま Twitter: @ganma77
ロードバイク歴:5年
脚質:クライマーぽい 20min>5min>1min>5secって感じの分布
今までの戦績:ヒルクライム年代別でTOP10が見えてきたくらい。富士ヒルシルバー
クリテは去年平田クリテにでてC5集団でなんとか、C4だと足きりされました。
シクロを去年からはじめて一番下のカテゴリの真ん中くらい

というどこにでもいる?ちょっとレースとか出てる中ではいっぱいいるレベルです。
読んでくださってる方の中にも同じくらいだ!っていう方がいらっしゃるのではないでしょうか?


【AACAに出ようと思ったきっかけ】
・3年前に出たAACA(長良川、平坦オンリー)で後ろから5,6番目だったので成長を感じたかった
・今回のコースはいなべで、ほぼ上りと下りしかないのでわりといけるのでは?という思い
・今年出る予定のヒルクライム伊吹山、乗鞍、伊勢志摩)が全部中止になったんで、レース出たかったw
・子供が5ヶ月なので、クリテは少し怖い。ここなら下り気をつけつつ集団にいなければレース楽しめるのでは?
・友人が出る気になっった
というのが複合的に重なった結果です。
なお私はクライマーあるあるかはわかりませんが、上りは得意だけど、下りは苦手です。
下りの斜度がそこまできつくない+何度も行ったことがある場所なのでなれているということもあり、
エントリーを決意します。



【レースエントリ時の目標】
「真ん中よりちょい上を、単独で走ってる!」
でした。
でしたというのは、、レース前日に目標が変わるためです。

私が所属しているEMUにはグループラインがあります。
ライン上で明日レースなんですよーと書き込みしたところ、
・コースの注意点や、前目に位置取りしたほうがいい、スプリンターやパンチャーへの対策などドバイス
・がんばれーという応援
・EMUとしてZwiftレースこんだけやってるので結果だしてきてねという檄(プレッシャーww)
を結構な数いただきました。
いただくにつれ、これだけくれたんだから自分が結果ださないとだめなんじゃね?
勝てるかはわからないけど、最低限勝ちにいかないとみんなに失礼なんじゃ?
という思いが湧き上がりました。
結果、目標を表彰台に変えます(勝つんじゃないのかよというツッコミはおいといてww)
ほらスプリント力とかなくても、ワンちゃん表彰台ならってのとリザルトに名前載ったら恩返しは出来たんじゃないかな?的な
思惑兼逃げ道を作りましたw
その後寝るまで、エントリーリストにいたスプリンターの人と友人(パンチャー)への対抗策を練りつつ過ごします。


さてここまでは前日までの話です。

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【当日の模様】
現地までは友人と2時間ほどかけて自走でいきました。
暑いけどのんびり2時間走ることでウォームアップになります。
私はスロースターターなんでこれくらいウォームアップしても全然問題ないです。


現地行って、受付、試走して、緊張からのトイレを3回行ってw備えます。
試走では、速いラインだけでなく、砂が浮いてないか?石がないか?段差がないか?などの障害になりうるものがないか?をみつつ試走します
あとは速いライン(レコードライン)が通れないケースがあるので、2,3個候補を考えながら走ります。
このへんはシクロで教えてもらったことですね。
結果、スタートしてからの1周目でヒヤッとする場面があったのですが、予め考えてたおかげで安全に過ごせました。


そうこうするうちに、招集時間になりそうだったので早めにいって並びます。
前のほうにいたほうがいいというアドバイスを受けて2番めに並びました、やる気勢ですw


並んだあとは有力選手のジャージと、バイクをみて頭に叩き込みます。
このジャージの人がアタックしたらついていこうとか、最後までこの人いたらヤバいからどっかで切り離すなどなど
予め考えた作戦にジャージを紐付けます。



【レース詳細】
ローリングスタートで先導があるため最初はゆっくりでした。
ゆっくりな中で上で書いたヒヤっとする場面が訪れます。
隣に並んでた人が咳ごみながらこっちによってきます。
2重の意味で怖いですw
そして寄ってきた先には道が狭くなっていき下りが始まります。
ブレーキすると後ろの人に迷惑かける可能性があるため、やるならハンドサイン出さないと、どうするか。
あ、ここまだ道があるからそこで少し前にでればいけるなと考え実行し少し前にでます。
おかげでそれ以上よってこなくなり難を逃れます。


【1周目】
先導車からクラクションが鳴りリアルスタート
1周目の周回賞はIRCのTLタイヤということがあり、2名全力でアタック入ります。
追っても潰れるだろうと思い、集団の2番手キープします。
周回賞が終わったあとにすぐ吸収しました。

【2周目】
2周目に入り友人がアタックします。
あとから聞いたのですが、2周目を周回賞だと思っていたようです。
残念1,3周目でしたw
こちらは友人がアタックしたので潰す必要もなく、先頭集団(この時点で7人くらいに減ってる。参加者30人以上いました。)
の後ろの方ですごします。

【3周目】
3周目に入り友人は吸収されます。
先頭集団は私も入れて5,6人ほど。
ここに警戒する選手が3人入ってる。(スプリンター、パンチャー(友人)、強いチームの人(Aさん))
3周目の後半の登りで強いチームの人がアタックしました。
集団は誰も追う気がなく、顔を見てみるとある程度疲れている"よう"にみえる。

・このまま1人逃げを許容して、集団でおってスプリンターとパンチャーつれてくか?
・ある程度の間隔をキープ、まだ3周目なのでしばらくは集団で追いかけて、どっかでブリッジをかける?
・ここで単独でブリッジして、2人逃げにする
の選択肢から2人逃げを選びます。
理由は、
・Aさんは1人で逃げれる可能性がある
・スプリンターとパンチャーをここで潰せるかもしれない
・まだ前半なんで仮に捕まってももう一度やり直せるはず
というものです。最後は脚次第ですがw

さて単独でブリッジをかけます。
最初は集団から消えるためある程度がつっと、集団がおってこないとみるやそこからは少しずつ前と詰めて合流します。
一気に追うと反動が大きそうなんでという理由ですw
ブリッジするとAさんが何度か見てきたので、こちらから協調したいですという意図を伝えます。
最後は敵なんですが、それまでは仲間になりたいですって意思表示は大事だと思いますw

Aさんも承諾してくれてここから2人逃げでローテして回します。
さてさて先頭集団はというと分解してました。
単独ばかりです。
そして友人を見なくなりました。後で聞いたら単独で落車してチェーン落ちして下がったようです。
それでも6位なのは強いと思います。

ふむふむこちら2人後ろは単独。。
これは有利じゃん!?な状況になりました。
期せずしてですが、ワンちゃんできました。
ここからは淡々と3位との差をみつつローテします。
踏むところは一定で踏む、休むところは休む、後ろとの差は詰まってないので無理しない
を徹底して逃げます。
このあたりZwiftレースで強い逃げの人がいるのですが、この方が逃げてるときのやり方を真似してますww
脚は辛くないので、そのうちに頭を回転させてました。
後ろとの差をみつつAさんの踏む場所、休む場所、得意そうな区間、苦手そうな区間を観察します。
どうもAさんは私と同じようなパターンのようだと推察していきます。
この時点で作戦が決まりました。
「最終周で、得意区間は少し遅めのタイミングで始めてかつ弱めに踏むことでついていく、
 得意区間が終わったあとの苦手区間まで私が踏み続けることで休ませない。
 最後が上りスプリントなので、その前には私が前に出て先にスプリントすることで1車分のリードを活かして先にゴール」
というものです。
なんか嫌なことやってるなwww

途中2回あった周回賞ですが、1回目を譲っていただいたので2回目を譲ってお互いにとります。
協調してる感がとてもあって気分がよかったです。

【最終周】
ここで1個想定外のことが。
3位の人(Bさん)が単独で追いつきました。

あれ見えなくなってたのにいつのまに?状態です。
ちらっと姿をみると全く警戒していない人でした。
しかも体格がいいんでゴール前までいると厄介なパターン。
最低でも上りスプリントの時点で、私、Aさん、Bさんの順番で入りたいという計画を練ります。
そうこうしているうちにAさんの得意区間の短い上りに入ります。
入ると今までより数段上の上げ方しました
想定内ですが、なかなかな強度。
必死についていきます。
後ろをみるとBさんは少し離れてます、いい感じです。
短い上りが終わって、Aさんが休もうとしてるところで、頑張って踏みます。
私も苦手というか休みたい区間なんですが、そんなこともいってられませんww
ちらっと後ろみると普通についてきてるじゃないですかーーーー
離れてよーーーじゃないと私の心が折れますやんかーーー
現実世界くそ暑いし疲れるしもうヤダーってなったんですが、、
よくある漫画じゃないですが、応援してくれたチームの人を思い出して奮い立たせます。
いやまじです、ほんと折れる心が繋がりますよこれ。
それだけ仲間って素晴らしいものです。

もうそっからはずっと6倍前後で踏んで、最後の上りに差し掛かります。
上り前の少しある下りで2秒ほど休んで、空気を吸って、、、スプリント!!
後ろのAさんもスプリントをしますが、差が開いてる気配を感じます。
そのままゴールまで踏みやめずにゴール!!
なんとほんとに優勝しました。
なおゴールした瞬間右手を握りしめて振り下ろしつつ声を張り上げました、身体が勝手に動くものですねw


ゴール後はAさんとお疲れ様&協調ありがとうございましたという話をして別れました。
その後友人を待って、歓喜のコーラ飲んで、表彰式受けて帰宅という流れ。
終わったあとは歓喜からなのかしばらく手がフルフルでした。

ロードバイク乗ってから初優勝なんですよ!

冷静な雰囲気を出してたんですが、身体は正直でしたww


さてこれでレースの話は終わりです。
【勝因】はというと、
1.ZwiftのMeetup(EMU)を通じて、脚力アップだけでなく、考える力と考えることの重要性を知った
2.強い人の走り方、考え方を聞くことで、XXXタイプの人にはこうしたらええんやという定石?を覚えた
3.1,2から自分がやれることを考えて毎週実行するEMUで実行して経験値をふやした
4.背中を押してくれる人たちの存在w
ですかね。
宣伝じゃないですが

真面目にZwiftいいですよ、EMUいいですよ♪

自動で強くなれますし、考えれば考えるほど一気に更に強くなれます。
EMUには優しい人も多く、初心者の人もいますのでオススメですw


【最後に】
レース後Twitter、LINEグループでたくさんのおめでとうを頂きました。
全員に返信させていただきましたが、改めてこの場でも、本当にありがとうございました!!
本当に仲間のおかげでここまでくることができて、勝つことができました。
これからも更なる成長目指して頑張ります。
またみんなにいただいたものを、少しでも返せるように精進します。

あ、、でもでもS級妖怪にはなれませんw
あれはヤバいですww

長文ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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