BIORACER PRO トレーニングビブショーツ3.0 VAPOR レビュー
Zwiftをやっていて着るものと言えば?
自転車用のショーツやビブショーツなんだけど、部屋の中で誰にも見られないし別になんでもいいやって考えがち。
私も、Amazonのセールで買った安物のビブショーツやら、使い古しのショーツを使っていたんだけど、汗疹とか股ズレが時々起きたり、長時間乗っていると局所的に痛みが出てきたりすることがあります。
とはいえ、普段使いに高額な決戦用ビブショーツはなかなか使いにくいし、チームジャージのビブもなんか使いにくい。
そんな悩みを一発で解決してくれるのが「BIORACER PRO トレーニングビブショーツ3.0 VAPOR」
EMUではBioracerさんからのご依頼で、えーぞう、しんいち、arkstrongの3人が今回このビブショーツのモニターさせていただきました!
Twitterのほうでは色々とレビューをしているんだけど、まとめ記事を今回書いておこうと思います!
ビブショーツの品質
Bioracerといえば、自転車王国として名高いベルギーのメーカーで、UCIトッププロも使用しまくっているロードレースウェアのトップブランドのひとつ。
さらに、日本のトップクラスを含むアマチュア勢が多く所属するEMUでも、Bioracerの品質(性能・耐久性など)に大きな信頼を寄せるメンバーも多数いて、「Bioracerなら間違いない」そんな声を事前にたくさんもらいました(笑)
そして、今回のインドア用ビブショーツについても、もちろん品質に抜かりはなかったです。
モニターを依頼されたとき、私たちもBioracerさんと色々とお話させてもらったのですが、Bioracerさんとしては、このビブショーツを使ってみてもらって、Bioracerというウェアの品質や良さを知ってもらいたい。そんな意図をお聞きしていたので期待していたのですが、今回のビブショーツはBioracerで通常オーダーするときと全く同じ品質で、さらにパッドをアップグレードし予約限定の特別価格としているので、安いから品質が劣るということは全くありません。
実際に使ってみて感じる品質としては、
生地の耐久性や裁断・縫製の品質の良さ。このあたりはEMUメンバーでアパレルを職業としている人に見せても評価されるレベルです(笑)
さらに、しっかりとした研究開発により作られているため、立位ではなく、サドルに跨った姿勢において最高のフィット感が得られるのも体感できます。
パッドの良さ
このビブショーツの最大の特徴にして最強な部分といえば、パッドです。
ビオレ―サーさんのサイトより引用
次世代パッド「VAPOR/ベイパー」採用!
・厚さと密度の異なる素材を解剖学的形状に一体成型
・従来パッドのわずか30%の素材で軽量化
・薄いパッド高=低いサドル重心による安定した自転車コントロール性を発揮
・薄くても優れた衝撃吸収性を実現
・疎水性、優れた通気性により長時間履いても常にドライな肌面
・優れた耐久性の抗菌処理で常に清潔。臭いの発生を防止
このパッド、通常のオーダービブショーツで使うとアップチャージが必要な最新最強のものです。
私、arkstrongはこのビブショーツを履いて、Zwiftで700kmほど実走を150kmほどしていますが、今まで使ったビブショーツの中で最もお尻へのダメージが少ないです。
なぜか?というのを自分なりに分析してみると、
①衝撃吸収性が良い
②巧みな裁断によりお尻に追従して擦れない
③肌に触れる面がシルキーで非常に優しい肌触り
④通気性が抜群で、蒸れない。
特に、この④が最高です。
VAPOR(蒸気)っていう名前の由来なんでしょうね。
一体成型で素材同士の接着箇所が無いらしいんですが、なんていうんだろう?ずっとドライなんですよね。パン○ース!?(違)
私、かなりの汗っかきで長時間乗ると股に汗疹とか出来やすいタイプなんですが、全然平気。
なので、お尻の痛みによるストレスが少なく、結果的に高いパフォーマンスが出しやすいという実感があります。
サイズ感
EMU!
— えーぞう (@Pma1111) 2020年7月14日
あーー!すげーキツかった❗️
私の苦手なL5,L6攻め攻めコースだったのによく頑張った私🙄
今日再販されたBioracerビブ
S size太腿52cmで余裕ありピッタリ、先は42cmでピッタリ感
+2,3cmはSサイズで行けそうです
12回洗ったけどパッドと裁縫がめっちゃしっかりしてる#EMU pic.twitter.com/2VZa4qeNoV
えーぞう、しんいちは股下部54cmでSサイズでぴっちりフィット感があるサイズです。
<>今日は仕事サボってボッチ実走しましたー(^q^)
— arkstrong (@arkstrong) 2020年7月20日
ビブはBioracerのインドアトレーニング
用。
メチャクチャ暑かったけど、ビブに水ぶっかけても通気性良くて蒸れない・・・。帰宅しておしりのダメージのなさがスゴイ。これ外でも最強なのでは・・・?https://t.co/rHYAgbbqzt@Bioracer_japan pic.twitter.com/j0VpgCQOyQ
arkstrongは上記の通りでぴっちり感あるLサイズです!
私はLLでも大丈夫そうなので、太ももが60cmを超えたり身長が185cmを超える方はLLかな~という感じ。
他にもこんな良さが!
①メッチャ乾きやすい
他のビブショーツと一緒に洗濯して雨の日に干すと、このビブショーツだけ乾いているということが普通にあります。
VAPORパッドの通気性がこんなところでも活躍します。
毎日Zwiftをする人でも安心です。
②合わせやすい
黒にワンポイントでBioracerマークが入っているだけなので、いろんなウェアと合わせやすいです。
インドアで使うときにTシャツやドライインナーと合わせてもいいし、持っているジャージと合わせてもバッチリです。
③外でも最強
モニター3人とも外でも使用してみましたが、外でも普通に最強でした(笑)
梅雨の高湿度な時期にも関わらず、すぐ乾くこのビブショーツは最高に使いやすいです。
暑い日は太ももとかに水をぶっかけてるとかなりヒンヤリして気持ちよかったりも。
④ビブショーツデビューにもおすすめしたい
ロードレーサーに乗り始めた人などで、まだビブショーツを持っていない人にもおススメしたいです。
まず、品質に対して非常に安いし、ビブショーツの良さをバッチリ分かってもらえると思います。
(というか最初の一枚がBioracerの最強レベルの製品とかマジで羨ましいやつ)
8時間328km Zwiftしてみた結果
モニターの締めとして、3人で参加したJapan Club Team Enduro “Last Man Standing” 8Hエンデューロのお話を少々。
しんいち → 先頭集団で4時間戦うも膝痛のためリタイア
えーぞう → 215km走るも力尽きる
arkstrong → 8時間 328km Ave.41km/hで完走! 9位!
という結果でした。いや、マジ辛かったw
私、トイレも行かずに8時間Zwiftし続けたんです(笑)
我ながら頑張ったなと。
でも、恐ろしいことにこのビブショーツのおかげでお尻へのダメージは非常に少なくて済みました。
さすがに汗疹とか擦れて赤くなったりとかするだろうなぁ・・・と思っていたんですが、全く問題なく。
さすがに8時間乗ったので、継続した圧迫で次の日は多少違和感はありましたが、今日(2日後)はほぼ完全回復(笑)
ほんとモニターやってて良かったですw
ロードレースで強くなりたい。FTPを今よりも上げたい。ダイエットしたい。健康増進したい。
そんな人たちにとってZwiftをはじめとしたインドアトレーニングや、日々のトレーニングはとても大切。
でも、お尻のトラブルでトレーニングできないなんてことも結構あります。
さらに、お尻をかばって乗ることで他の部位(膝や腰など)にダメージが行って故障するなんて場合もあります。
毎日のトレーニングにも品質の良い、ローストレスなビブショーツはとても重要。
それが私が今回BIORACER PRO トレーニングビブショーツ3.0 VAPOR をモニター使用して感じた結論です。
いや、うん。ほんと安いんで良かったら是非。