EMUSpeedClub’s blog

Eizo's Meet Up 略してEMU!Zwiftミートアップを定期開催中!

己を識り、強くなる。-Zwift出力解析方法-

おはようございます。春宵です。

みなさんミートアップの振り返りには何を用いていますか?
簡易的にはZwiftコンパニオン、Strava連携している人はそのアクティビティ解析からみているでしょうか。
ZwiftPower, Training Peaksなどで詳細に確認をしている人もいるのでしょう。

Training Peaksは私自身使っていないので使い込んでいる人に是非やり方を紹介してもらいたいです!

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関係のない写真

さて、本題に入ります。Zwiftログの問題の一つとして、ラップ機能がないため特定の区間の解析が難しいことが挙げられます。

例えばEMUは最初の8分間2.5w/kgのアップ区間が設けられています。

ミートアップ終了時にタイム、平均出力が表示されますがそこにはそのアップ区間の出力も含まれてしまっている為全力走をしていた所のみを切り出した出力はわかりません。

そこで今回、ミートアップを始めとしたZwiftログのちょっと面倒くさいけど一回やってしまえば簡単な解析方法を紹介します。

いや、なんてことはないPioneerが提供しているサイト、Cyclo-Sphereを用いる方法です。
Cyclo-Sphereペダリングモニターの詳細な解析サイトとして多くのサイクリストに愛用されています。
ペダリングモニターを用いてZwiftをされている方はきっとそのままアクティビティを読み込んで解析されていることでしょう。

しかしスマートローラーにサブになったアルミバイクでZwiftをしている人も、勿論出力、ケイデンス、心拍などZwiftで記録しているデータだけですが、Cyclo-Sphereで解析することができます。



まずは普段見ているZwift自体でのログ画面です。

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Zwift - Activity feed

それぞれのデータの最大値、平均値、ポイント毎の瞬時値を見ることができます。



続いて同じものをCyclo-Sphereでみた画面です。

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2020/03/10 EMU

こちらはグラフの平滑化を自由に選択することができます。その上、上のバーで特定の区間を後から切り出すことができます。
残念ながらこの作業は手動ですが、ミートアップの場合は開始を8分、終了は標高や出力データから推定して切り出します。



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2020/03/10 EMU レース区間

こちらがそのレース区間の切り出しデータです。ほとんどCyclo-SphereにアップロードしていないのでFTP設定が低く、TSS/IFが異常な事になっていますが気にしないでください。



また、自動で特定時間の出力をランキングで切り出してくれます。

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2020/03/10 EMU

この辺りはただのCyclo-Sphereの機能の紹介ですが、特にアップ、ダウン時間がありラップ機能がないZwiftとは相性の良いサイトであると言えます。




では興味を持ったあなた向けにこの機能の利用方法を紹介しましょう。

まずはZwiftからログデータをもらいます。 FITファイルという一般化されたファイル形式でデータの配布を行っているため簡単です。
PCからMy Zwift→Activity Feedへアクセスし、欲しい走行ログを選択します。

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Activity Feed画面

画像の橙矢印のボタンから[DOWNLOAD FIT FILE]で適当な場所にFITファイルをダウンロードしましょう。ファイルは軽いので直ぐに落とせます。


次にCyclo-Sphereにアクセスします。
登録が必要ですが、無料です。Pioneer製品を持っている必要はありません。

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ワークアウト画面

ワークアウト画面より上の段の水色矢印のボタンからFITファイルのアップロードが可能です。
解析には少し時間がかかりますのでコーヒーを淹れて待ちましょう。
解析が終わると下のワークアウトリストにログが表示されますので、そこから先ほどの解析結果をみることができます。


解析結果を見るまで少し手間がかかりますが、一度やってしまうと特定の区間のデータなどを自由に切り出して解析することができるので詳細な情報を手にれる事ができます。
全部ただで、簡単にできますので是非皆さんも試して見てください。



最後までお読み頂きありがとうございました。

春宵

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